世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考

世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考

いつも楽しく聴いているpodcast番組「コテンラジオ」が本になりました。

世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する 歴史思考

この本を読み終わり気持ちが楽になったので、多くの人に読んでほしいです。

歴史と聞くと学校の授業を思い出します。
全然興味を持てなかったので覚えられず、ただ難しいと思っていました。

戦争や侵略など刺激的な出来事があった。
ということぐらいしか分からず、とてもネガティブなイメージしかありませんでした。

Podcastで1位を取ったということで聞き始めた「コテンラジオ」では、分かりやすく楽しく歴史を知ることができました。

苦手だった「歴史」が、今ではとても面白いです。
「苦手」が「面白い」に変わった理由はハッキリしています。

歴史は壮大なストーリーで、そのストーリーは今現在も続いている。

このように、まるで映画を見ているように感じれたのが、面白いと思った理由です。
授業ではやらされてただけで楽しくなかったんです。

面白いだけでなく、タイトルにもある

世界史を俯瞰して、思い込みから自分を解放する

という言葉は読み終わる頃には理解できました。

そして他にレビューや感想で書かれている方もいましたが、中盤に出てくるこの言葉に震えるぐらい感動しました。

それよりも大切な事は、この世に生を授かって生きることです。
存在することです。
何をするかでは無いのです。

この言葉に救われる人はきっとたくさんいると思います。
ヘレン・ケラーの話では、いろんな人の存在が影響し合ったことを気づかせてくれました。

これは今生きている僕ら一人ひとりにも言えること。

俯瞰メタ認知(客観的に把握すること)という言葉がよく出てきますが、そういう視点で物事を捉えないと、いろんな人が影響していることには気づかなそうです。

そして死ぬまでに何かを成し遂げなければいけないと思っていましたが、それよりもちゃんと生きることが大事。
生きてるだけで誰かに影響を与えていることを理解できました。

ゴーダマ・シッダールタ(釈迦)の話では「悩み」についてでした。
ここでもメタ認知をすることが重要で、結果的に楽になることがわかりました。

この本でメタ認知を知っただけでなく、生きてるだけで良いんだと元気をもらえました。
きっと歴史に興味がなかった頃に読んでも楽しく読めたと思いますし、とても読みやすかったです。

そして「おわりに」にの最後にあった言葉にもグッときました。
素敵なメッセージが込められた本に出会えて良かった…。
書いてくれてありがとうございます。

これからも悩むことはあると思いますが、そのたびにこの本を開きます。
たくさんの人に読んでほしい1冊でした。

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