ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 感想 ネタバレ[映画]

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ファンタスティック・ビースト と魔法使いの旅
原作 幻の動物とその生息地
2016
アメリカ
ファンタジー/アクション
ネタバレあり↓


個人的にガッカリさせられた作品「ハリーポッター」の原作者、J・K・ローリング氏の脚本。
原題の「幻の動物とその生息地」はハリーポッターに出てくる書物の名前だそうです
そういえば、主人公は「魔法動物の本を書く」と言っていたので、ハリーポッターより前の時代の話になるのでしょう。
全く期待せずに観たせいもあり面白かったです。
魔法、ファンタジーという言葉で子供に夢を与えると勝手に思っていましたが、全然そうではありませんでした。

この映画で印象に残ったキャラクターは虐待を受けている魔女の血を引く彼です。名前覚えてません。
すごい力を抑え込むことができたのは虐待にも耐えてきたからかもしれません。
他人に怯える様子も、他の人間を恐ろしく思い信じられなくなっていたからでしょう。
助けてくれると思っていた人物に裏切られ、その抑えていた力を制御する気が無くなり人間界に解き放ち街を破壊します。
強大な力を利用しようと近づいた者。
元をたどれば虐待が原因で他人を信じられなくなり、裏切られて怒り狂う者。
人を傷つけ街を破壊するところだけを見て単純に「危険」「悪」だと思い込み”自分たちは正義”だと信じ、”それ”を消し去る人たち。
裏切られた彼だけが、ただ「危険」というだけで躊躇なく消されてしまいます。

最後まで救われなかった(ある意味救われたのか?)のが胸が締め付けられる思いでした。
ファンタジーというジャンルのこの作品に「虐待」というワードはどうかと思いましたが、時々ニュースなどで聞くようになったこのワードに珍しさは感じません。こんな世の中から「虐待」はなくなって欲しいですね。
もし助けられたとしてもその心に受けた傷は、消された彼のように最後まで癒えることはないのかもしれません。だったら”起きてはいけない事”だと思います。当たり前ですが自分は絶対にしないでおこうとこの映画で強く思いました。
虐待だけではなく金品を欲する魔法動物といい、「金」「力(=権力?)」という言葉がこの映画で思い浮かびました。
なので人間の欲望について訴えた作品のような気もします。
全5作になるのですが、今回だけで完結しているし次はいらないかなと…
面白かったですが、これを観てあなたは何を感じるでしょうか?

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