去年部屋のエアコンが壊れ新しいのをつけました。父親の知り合いが扱っているというので任せましたが、使ってみるとあまり効きがよくありません。
よく見てみたら新しく取り付けたエアコンは8畳用です。設定温度を下げ、風量を上げて乗り切りました。きっと安いからということで8畳用にしたのでしょう。
僕の部屋は12畳あります(クローゼットを含めて)。前のエアコンは12畳用だったのでちゃんと冷えてました。
8畳のパワーしかないのに12畳を冷やすのは、軽自動車でアクセルを踏み込んで急な坂道を登るようなものです。去年まで使っていたエアコンより風量を上げないといけません。なので余計に電気代がかかるはずです。
というわけで、サーキュレーターを使ってみようと思いました。
買ったのは、「YAMAZEN YAS-M183」という機種です。
家電量販店で実機を見て選びました。
選んだ基準
本体が白くないもの
視界に入ると白だとやたら気になると思ったので。
場所を取らないもの
12畳あるとはいえ、できるだけ空間を圧迫しないように小さいものが良かった。
値段
安いに越したことはありませんが、値段相応のもの。
機能
必要最小限で。風の強さを変えれて、上下の角度調節ができればいいです。
店舗に行くと10台以上が並び、風の強さが確認できるように動いていました。
外観はパッと見はどれも同じような形で、ほとんどの機種が白色です。白以外は4機種ほどしかなかったと思います。
高い機種はリモコンが付いていますし、自動首振りができるものがあります。円を描くような首振りをする機種もありました。
一番重要なのが風の強さです。サーキュレーター本来の機能は、体に風を当てるのではなく空気の循環です。こんな感じです。
羽の部分が大きい機種は、小さい機種より風を送る量が多いです。ですが、風の届く距離はどの機種もほとんど同じように感じました。
今思えば、並んでいたサーキュレーターが全部動いていたので、違いがハッキリわからなかっただけかもしれません。
14畳まで対応の機種もありましたが、並んでいた中では高い方だったので却下です。
どれも風が届く距離が同じなら安いものでいいので、黒い3機種の中で一番安かった「YAMAZEN YAS-M183」に決めました。
軽自動車の坂道状態になりませんように。
使ってみた
これが何畳用なのかはわかりませんが、部屋の端から端まで風が届かなくても、自分のいる位置に冷たい風を送ればいいです。
スイッチは背面にOFF・強・弱の並びで3段階あります。
空気の流れを作るなら、まずは強で一気に空気を循環させたいと思うはずです。そういう狙いがあってのこの並びなのだと思います。
強にすると床に置いて真上に向ければ天井まで風が届きます。これだけの風の強さがあれば12畳でも使えます。
運転中の音は他の機種より大きいかもしれません。店舗では他の雑音があったからかもしれませんが、強にしても気にならなかったです。
弱運転はとても静かですが、その分風は弱いです。
音が気になる方は、強で空気を循環させ、温度が安定してきたら弱にする。という使い方がいいと思います。
去年はエアコンの設定を25℃にして風量は強めにしていましたが、サーキュレーターを使ってからは、ある程度冷えてしまえば27℃で弱めにしています。
体感温度は確実に下がりました。
使い方にもよるでしょうが、12畳の部屋でも部屋の真ん中あたりに置けば端まで風は送れます。
必要ならもう一台買う方が、14畳対応のものを買うより安くすみます。
首振りがなくても特に問題なく、僕は一度ONにしたらOFFにするまでそのままなのでリモコンは必要ありません。
値段なりにちゃんと効果を実感できているので、とりあえずは満足できる買い物でした。
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