人生は生きた長さではなくどんな人と過ごしたのか

イベント

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以前からいろんな方にお誘いを受けていたイベントに行ってきました。若くして亡くなられた女性の追悼コンサートです。

友人たちや親族の方々や音楽教室の生徒さんなど、彼女に縁のあるたくさんの人たちでいろんな音楽を演奏するコンサートです。

僕自身は彼女のことはあまり知りませんでしたが、生前に演奏していた曲や映像や音声なども流れました。司会やCMのナレーションなど声のお仕事もされていたらしいです。あのCMは彼女の声だったんですね。

ホワイエには彼女が書いた絵も飾られていて、その絵をを使ったグッズも売られてました。多彩な才能の持ち主だと知りました。

彼女はツイッターでその絵を公開していたようで、フォロワーが5000人もいるそうです。しかもそのフォロワーさんも県外から来られていたようです。もちろん会ったことがないので顔も知らないのに遠方から来てもらえるなんてとんでもない影響力です。

 

今日のこのイベントに来ていたたくさんの人たちや演奏者たちを見ると、彼女がどれだけ愛されていて、どれだけ素晴らしい人だったのかがわかりました。

「類は友を呼ぶ」「自分は周りにいる人の平均」という言葉通り、彼女の周りの方たちも素晴らしい人たちです。最後のお母様のごあいさつの中で印象に残った言葉があります。

「人生は生きた長さではなくどんな人と過ごしたのか」

この言葉が彼女とその仲間たちはどれだけ素晴らしい人たちなのかということを表しているんだと思いとても心に響きました。今日のイベントにかけた思いは、たくさんの来場者に伝わったと思います。

 

盛りだくさんだった今回のイベントは準備段階からご苦労もたくさんあったはずです。

物理的なこと以外でも、映像で使われた昔の写真などを選んでいる時、彼女のことを思うと辛くなったり寂しくなったりという精神的な痛みもあったことは想像できます。彼女を思う母の強い気持ち、それに共感した仲間たちでそんなご苦労も乗り越えられたのだと思います。

とあるお宅の窓に今回のチラシが貼られているのを見かけました。

信号待ち中に目に留まる位置ですが、多分車からはチラシの文字は読めませんし、普通ならそこにはチラシを貼ってもらえないと思います。どれだけ思いを込めたのかを知り、少しでも応援したくなったのではないかと思います。

 

会場にいた皆さんに天使がくれたものは何だったのでしょうか。

天使が僕にくれたものは「どんな人と過ごしたいのか」というキーワードです。僕にはそんなにたくさんの仲間ができるのかと考えさせられる言葉でした。

演奏を楽しむだけではなく、こんなことを考えながらステージを見ていました。

この素晴らしい人たちとのご縁で、素敵なイベントにお誘いいただき本当にありがとうございました!

P.S.

カメラの設定を決めるのに時間をかけすぎてしまいました。今日みたいな時にサッと撮れるように練習しないとダメですね。それと、シャッター音が静かなカメラが欲しいと今日ほと思ったことはありませんでした!

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