ゴースト・イン・ザ・シェル 感想 ネタバレあり 火の鳥

映画

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ゴースト・イン・ザ・シェル

2017
アクション
アメリカ
スカーレット・ヨハンソン

1995年に公開された日本のアニメ映画「攻殻機動隊」のリメイクだそうです。

元のアニメは観たことがありません。元の作品で説明があったかどうかはわかりませんが、壁から出てきたりなぜ飛び降りるのか、など最初のシーンから理解できない行動がありました。

登場人物たちは体と機械が一体化し直接ネットワークを通してやりとりできるので、特に携帯電話などがなくても連絡できたりします。都市伝説で未来の人間の姿としてこういうことが実際に研究されていたり、一部実装されていたりすると聞きます。

確かに便利にはなると思いますが、いつの時代でも発達した技術を利用して悪いことを考える人が出てきます。このゴースト・イン・ザ・シェルのストーリーも都市伝説丸ごとそのままに見えました。

ハッキングという技術が現代にありますが、この映画の人間と機械が融合が当たり前になった世界でも、ハッキングして人間の意識を奪い記憶まで操作されていたことによりストーリーは展開していきます。

はじめの方のシーンで、壁から出てきたりするのは、現実世界と今でいうVRの非現実の世界が融合した表現だったのではないのかと勝手に理解しました。VRの世界に入る時には不安や緊張、空気感、逆に興奮している状態。そんな心情の表現として飛び降りる演出で表したのかなと思います。

壊した芸者ロボットの意識の中に入るときも映画の中で「ダイブ」と呼ばれているように、落ちていくような表現そのままでした。パクリだとは言いませんが、昔見た映画「セル」の主役のジェニファー・ロペスが殺人犯の深層心理に入り込んでいくシーンと重なりました。

そんなデジタルな世界の中に少佐がサブミリナル的に古い建物が見えてしまうのは、記憶を完全に消されていなかったからバグとして視覚に影響を与えていたということがようやくわかりました。最初の方に出てきた猫もそういうことでしょう。記憶を書き換える技術は、まだ完璧ではなかったということになります。2回見たらわかるかなと思う部分でした。

日本人キャストはビートたけしだけではなく、後半に桃井かおりも出ていて英語でセリフを喋ってます。ビートたけしもスカーレット・ヨハンソンにカンペを持たせるなら、英語で喋って欲しかったです。キアヌ・リーブスと共演したJMの時は英語で喋ってた気がするのですが…
字幕で観たので英語と日本語の入り混じりは、少し集中力が途切れそうでした。

 

20年前にこんなことを想像していた原作者の想像力はすごいです。極端な世界観でしたがこのまま技術が進歩したらありえなくもなさそうに思えます。本当にこの映画の世界に近い状況になるかもしれないと思ったら恐ろしいですね。

この現実も偽物であって欲しいと思うこともあります。情報操作は実際に見えないところで行われているでしょうし、目に見えることだけが真実ではないということを意識していないとダメなのかもしれません。

自分が本当に信じたい人、信じていい人はどんな人なのでしょうか。

ブラックウィドウ以外はLUCYに引き続き、今回もデジタルな世界でアクション。スカーレット・ヨハンソンはそんなイメージが定着してしまいそうです。なぜ壁から出てきたのか、世界観を理解できればストーリーをより楽しめると思いました。

機械に命をを吹き込むという似たようなエピソードが、漫画「火の鳥 復活編」にもあったような気がします。

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