普段から何かするにはちょっと時間が足りなかったり、「もっと早く取りかかれたのに」という事がよくあります。
「もっと時間があったらな~」
毎回決まってこう思います。うまく時間を使えてない感じはしましたが、なぜ時間が足りないのかわかりませんでした。そう思っていたときにこの本が出版されると知りました。
序章だけは発売前に読みました。
あなたの24時間を科学的に2倍にする神・時間術 序章by樺沢紫苑 感想
時間術と聞いて想像したのが、「無駄と思える時間を意味のある時間に変える」方法が書かれているのかと思いましたが、ちょっと違いました。その方法というのが、仕事の効率を上げることでした。
日本人は効率の悪い働き方をしていると著者は言います。
効率の悪い仕事をしているから残業が増え、それが続いて体調を崩してしまっては元も子もありません。病気になれば働けませんし、楽しいこともできません。
残業をしなくていいように効率よく仕事をして、家族と過ごしたり趣味など好きなことをする時間をつくり、楽しい人生を送ろうというのがこの本に込められたメッセージでした。
では効率を上げるためにはどうしたらいいのか。というのがこの本の内容です。
その方法はもちろんいろいろありましたが、ただ一つだけ昔から何となくやっていたことがその方法として書かれていました。
それは、「カーテンを閉めずに寝る」ということです。
寝起きでぼんやりしているときに、朝なのか、昼まで寝てしまったのかよくわかりませんでした。この感覚がとても違和感がありスッキリしませんでした。
なので、寝ていると顔に当たる朝日が入ってくる窓だけですが、カーテンは全開にして寝るようにしました。
ぬくもりのある朝日を浴びながら自然に目覚めるのはとても気持ちよく、さわやかな気分で1日をスタートすることができるようになりました。
これが、脳のゴールデンタイムを使うために必要なことの一つでした。目覚めが悪いと、その後の行動もダラダラとしてしまいます。
最近始めたウォーキングも、著者の他の本でも書かれていて必要性を感じたので始めました。
他の本にも書かれているということは、それだけいろんなメリットがあるということなので、運動の重要性は明らかです。
フォーユー仕事術のはじめの方にはこう書かれていました。
自分の時間を大切にするのは当然として、他人の時間も大切にし尊重すべき。
「忙しい」とよく言っている人は相手の時間を奪っているのだそうです。こう言う人は大抵待ち合わせに遅刻したりします。遅刻すると言うことは相手の時間を奪うと言うことだそうです。これにはとても共感しました。
今まで会った人を思い返すと、確かにそうだったような気がします。僕は時間を守るようにしているので、待ち合わせても待たされることはよくありました。
待たされるとその間は何もしていないので無駄な時間です。時間を奪われていることになります。これはとても気分のいいものではありません。
時は金なりとも言いますし、それだけ時間は大切なものです。それを奪うということは信頼を失うと書かれていて、本当にそうだと思います。
これに対して自分ができることは全く考えつかない発想でした。誰もが待たされる経験はしたことがあると思いますが、この待たされる状況でも時間を生み出す方法は新たな気づきでした。誰でもできるとても簡単な方法なのでやってみたいと思います。
特別なことをしなくてもたくさんの時間を生み出すことができると思いました。
「時間の使い方」は、あなたの「人生の使い方」だ
バリバリ働くだけでなく、趣味など好きなことをやるためにも時間を使いたいです。
忙しい人ほど読んでほしい本ですが、きっと「そんな暇はない」と言うでしょう。
だからあなたはいつまでたっても時間が無いのだと思います。
実践しなければいつまでたっても休む事なく仕事ばかりして、いつかは体を壊してしまいます。
家族や友人など、あなたのことを大切に思ってくれている人たちは、そんな状況を望んでいないはずです。
今の状態を今後10年、それ以上続けられるのか?
僕はこう考えます。「今がんばれば」と思っていてもそういうわけにはいかないと思います。いつも頑張らないといけませんから。
自分はもちろん、大切な人たちと笑って過ごせる楽しい人生を送るためにも、今すぐ効率よく時間を使う方法を知り、実践するべきだと思いました。
コメント