Coda あいのうた 感想
予告を見てから気になってたこの作品。
アカデミー賞最有力!と書かれていますが、過剰に期待せずに観にいった感想は、
こんな作品を観たかった!
です。
曲
♪ジョニ・ミッチェル「青春の光と影」
♪ザ・クラッシュ「I Fought the Law」
♪エタ・ジェイムス「Something’s Got A Hold On Me」
♪シャッグス「My Pal Foot Foot」
♪マーヴィン・ゲイ「Let’s Get It On」
♪マーヴィン・ゲイ&タミー・テレル「You’re All I Need To Get By」
♪アイズレー・ブラザーズ+「It’s Your Thing」 他
公式サイトより
流れる曲は耳馴染みがある有名な曲ばかり。
歌の練習シーンとか、人前で歌ってスタンディングオベーションとか、「天使にラブソングを」で聖歌隊を応援したくなるように、主人公のルビーを応援したくなりました。
天ラブ好きな僕は、練習シーンでもジーンと来てしまいました。
この時点で、この作品はきっと良い!と確信。
オーディションでもジーン。
終盤で父親に歌うシーンは、本当にグッときました。
ここ↓
何をやっても反対する人が出てくる
何か新しいことを始めようとすると、反対する人は出てくるもの。
耳が聞こえなくて「歌」を知らない家族が、音楽大学に進学することをすんなりOKするわけがありません。
そんなことより、仕事を手伝え。
と言う気持ちはみんなわかっています。
生きていくために仕事は必要ですが、学校と仕事しかない一生でいいのかと。
僕自身も仕事しかしてないので、何のために生きてるのか?と考えてしまいました。
正直やりたいことなんて無いというか、探さないようにしているだけかもしれませんが、このまま一生を終えたくもありません。
「しょうがない」
「みんなそう」
反対する人はこんなことを言う「好きなことをするのを諦めてしまった人」ではないでしょうか?
もったいないです。
主人公のルビーが「歌が好き」とハッキリ言う姿が、ちょっと羨ましく思いました。
好きなことを好きって言えるのって、なんか良いですね。
音が無いのは不安すぎる
予告を見たときに、音が聞こえない世界を何となく想像しました。
全ての音が消えるシーンでは、周りの人たちが何を聞いて見て、何を考えてるのかが全く読めません。
聞こえないって、思ってるよりめちゃくちゃ危険で不安だと知りました。
この感覚は耳の聞こえる人には想像できなさそうです。
音が聞こえない人は、きっと普段の生活も不安だらけなんでしょうね…
ルビーの通訳は必要だし、歌のレッスンもしたい。
両立が難しくなってきて悩んでるところも、応援したくなりました。
最後に
仕事、不安、反対意見は、日常の中に普通にあること。
ですが、応援してくれる人は現れます。
やりたいことを諦める必要なんてないですね。
僕はまず、やりたいことを見つけること。
気持ちが落ちてる時は、サントラを聞いて感動のシーンを思い出したいと思います。
先の読める展開でしたが、感動と元気をもらえて幸せな気持ちになれました。
ありがとう!
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