2019
アメリカ
シルベスター・スタローン
ロッキーシリーズの中で一番好きで何回も見た、パート4を受け継ぐ対戦がまたスクリーンで観れました。
当時はアメリカとソ連という国を背負っての対決というイメージが強かったと思います。
パート4はロッキーのライバルのアポロがドラゴに試合で殺されました。
そのリベンジでロッキーがドラゴと戦い復讐を果たしました。
今回はそのドラゴが息子のヴィクターと、アポロの息子でロッキーの弟子のクリードを倒したいという流れです。
クリードは試合を受けましたが、それでもロッキーは試合を避けたがっていました。
国にも見捨てられて全てを失った相手とは背負っているものが違うと言われたクリードは、これがどういうことかということを試合の後に理解できたのではないでしょうか。
ロッキーに言われた言葉を信じ再戦に向けてトレーニングを始めた両者。
ロッキーとクリードは荒野の中にある質素な施設、ドラゴ親子は綺麗な施設なのはパート4でも同じだったのでニヤリとしてしまいました。
クリードがランニング中に疲れが限界に達してひざまづいてしまうシーンが印象に残っています。
車で先導するロッキーは手を貸しません。
これは絶対に試合を想定してのことだと思った通りで、試合でダウンから立ち上がるシーンとリンクしました。
クリードは肉体だけではなく、精神面が特に大きく鍛えられたことに感心しました。
とてもカッコよかったですし、メンタルの成長にグッときました。
トレーニングで精神面も鍛えれるのは身をもって体験していますし、これからジムではクリードになりきってしまいそうです。
ストーリーが薄っぺらく感じてしまうかもしれないので、ロッキーパート4を見てから本作を観ると、あのテーマ曲でも泣けます。
というわけで、パート4を先に観ることを強くオススメします。
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