2018
スコット・ギャロウェイ著
四騎士とはGoogle、Apple、Facebook、Amazonの4つの企業のこと。
これらの企業がどうやって大きくなっていったのか、そして目指すところは…
という内容だと思いますが、正直僕には難しくて頭に入ってきませんでした。
それでも気になったことがあったので書いておこうと思います。
ベンジャミン・バトン経済
ブラッド・ピット主演の映画のタイトルですが、年をとるごとに若返るというストーリーです。
これが今の経済に当てはまると言います。
ナイキの靴は履けば履くほど価値が落ちていく。しかしあなたがナイキの靴を履いていることをフェイスブックに投稿すれば、ネットワークの価値は上がる。
フェイスブックを使えば行動や考え方などがデータとして蓄積して、「〇〇な人は●●なことを好む傾向がある」ということが予測できるということです。
うまく説明できませんが、その人が好むであろう広告を表示させるために、それまでのデータが広告主にとって役に立っているということです。
マイノリティ・リポート
何年か前にトム・クルーズ主演の映画でマイノリティ・リポートという作品がありました。
犯罪を犯しそうな人を予測して、犯行前に捕まえることが可能になった世界の話です。
犯罪だけでなく病気や株価を予測できるようになった時に、このマイノリティ・リポートのような事態が起こると予測しているようです。
確かに知りたいことを検索窓に打ち込むと、検索ワード候補が出てきますし知りたそうなことはすでにバレているようにも思えてきます。
予測して効率化しようとしているのだとは思いますが、全てGAFAに知られている(教えている)かと思うと、全て知られているようでちょっと不気味さも覚えます。
自分のキャリアを良く見せる
これからの生きるための武器としてこう書かれていました。
第一に、自分の特技を強調して、自信を持ってできる仕事の限界を広げておく必要がある。
あなたには自分の素晴らしさを広げるためのメディアが必要だ。
良い仕事をして、それを宣伝して自分のものだと主張しないと、正当な報酬は得られない。
自分のことをググってみよう。出てきた結果が自分の良さを十分に伝えていないと感じたら、修正してもっといいものにするのだ。
今までもこれからも、限界を広げておくというのは仕事だけでなく全てのことで必要だと思います。
目に見える成長を感じないとなかなか難しいと思いますが、経験を少しずつ積み重ねていくのが遠回りのようで近道だと思います。
仕事ではありませんが、最近だと僕の場合はトレーニングでしょうか。
成長を実感できてやる気につながります。
自分の素晴らしさを伝えるメディアというと、このブログでしょうか。
「素晴らしさ」は伝えていないと思いますが、自分をググってみて、出てきた結果は他人目線だとどう見えるのかは気になりますね。
頑強さ
テレビでスポーツを見る時間を減らし、代わりに自分が運動する時間を増やせば、成功する可能性はたかくなる。
やせたりたくましくなったりするということではなく、身体的にも精神的にも強くなるということだ。
体を健康に保つことができれば、うつになる可能性も低く、思考が明確になり、よく眠れ、未来の伴侶の選択肢多くなる。
ほとんどのCEOは定期的に運動していると書かれていますが、身体的にも精神的にも強くなるのは、経営者などの上の立場の人には必要なことだと思います。
経営者じゃないから必要ないと言われそうですが、精神的に強ければ余裕があるので今よりストレスを感じることはないでしょう。
余裕があると冷静さも保つことができ、運動すると自身も身につくことを体感したので納得できました。
読み終わっても映画と運動に関してのことしかピンとこなかったです。
今も昔も変わらないのでしょうが、生きていくためには自信を持ってできることの限界を広げていく必要があるということはわかりました。
何か尖ったものをさらに磨き続けたいですが、自分にそんなものがあるのかと不安になりました。
自分ではわからないのかもしれませんし、今後は自分の得意なことで誰かのためになることをしていきたいです。
その前に得意と言えることを見つけないといけませんが…
あなたには自信を持ってできる仕事ありますか?
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