アウトプット大全
樺沢紫苑
樺沢先生の著書やメルマガでアウトプットの重要性は聞いていたのでわかっているつもりではいましたが、やってみると上手くできてないような感じがしていたので読んでみました。
インプットは「読む」「聞く」、アウトプットとは「話す」「書く」「行動する」こと。
本を読んだり聞いた話を「話す」「書く」「行動する」ことで記憶に残るようになるそうです。
得た情報を使うことで脳が記憶に残そうとし、使わなければそのまま忘れていきます。
悪口はネガティブ人生の始まり
僕は普段から気をつけていることですが、悪口をいうことはストレス発散ではなく逆にストレスになるそうです。
ストレスがたまると病気の原因になり、特に認知症になるリスクが悪口を言わない人の3倍も高まるそうです。
悪口は言う方も言われる方も気分がいいものではないと思っていました。
予防したい認知症ですが、リスクがこんなに高まるのなら今よりももっと気をつけなければいけません。
他人だけではなく自分の悪いところにも目が行くようになるそうです。
普段悪口をいう人はたくさんいるように感じます。
悪口をいうことはネガティブ思考のトレーニングで、ネガティブ思考は人生にブレーキをかける、そして何をやっても上手くいかない人生を作り出すことになると言います。
人生をより良くしたいはずなのに悪口を言うだけでこんな影響があるのなら、逆にポジティブ思考で相手のいいところを見つけてあげたいですね。
そういえば、以前数人で褒め合いをしたことがあります。
わざとらしさ全開でぎこちないし笑えてきましたが、わかっていても嫌な気分には全くなりませんでした。
逆に居心地のいい空間になったような感覚を覚えています。
これが自然と、みんなができればいいのに。
アイデアを逃したくなければ、勝負は30秒
「あっ、そうか!」と気づく瞬間や体験をアハ体験ということを知りました。
その瞬間に脳の神経回路がつなぎ変わるそうです。
ということは
数秒前の自分とは異なる自分に自己成長している
ということで、放っておくと元に戻るそうです。
誰でも何か気づいたとしても、今のなんだったっけ?と忘れてしまったことがあると思います。
なので瞬間的にメモを取る必要があるらしいのですが、その時間が30秒ととても短いので普段からメモを持ち歩いてないと不可能です。
メモを取ることが「書く」というアウトプットになり、情報を使うことになるので記憶に残りやすくなるというのです。
ずいぶん前に聞いた内容でしたが、完全に忘れていました。
小さいノートは普段から持ち歩いていますが、そういう話を聞いたことがあるからだと思い出しました。
スマホのメモアプリでいいと思っていましたが、手で「書く」方が脳にはいいらしいので、これからは持ち歩いているノートを使うようにします。
本を読んだら、必ずその感想を書く
読書(インプット)をして、アウトプットをしないと記憶に残らないということはここまで読んだら理解できます。
読書感想を書くことのメリットが色々書かれていますが、中でも
本の内容を、より深く理解することができる。
本の内容が、整理される。
これが大きいと思いました。
メモを取りながら本を読んでいますが、感想文を書くときにはメモや本を読み返す機会が増えるので当然ですね。
感想を書くということはアウトプットです。
今まで読んだ本もできる限り感想は書いてきましたが、納得のいく文章がなかなか書けません。
読書感想のテンプレートや例文などが載っているので参考にしながら書いていますが、たくさん書いて慣れるしかなさそうですね。
行動に移したいこと
読んだ本の内容を忘れてしまっては時間も無駄になりますから、何か一つでもものにしたいという思いは強くなってきました。
他にもアウトプットのトレーニング法が色々書かれているので、実践して自己成長に役立てたいと思います。
- 僕も周りの人もより良い人生にしたいので悪口を言わない。
- 忘れることが多いと感じることがあるので思いついたことはすぐにメモする。
- 記憶に残して自己成長につなげるために、本を読んだら必ずその感想を書く。
この3つは特に意識したいと思いました。
読書が苦手な方には、耳で聞く読書サービスはいかがですか?
ベストセラーも耳で聞けます。
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