最近読んだブログ記事に認知症について書かれていました。書かれていたことを体験したことがありますし、今続けているウォーキングにも繋がることがあるので思ったことを書きます。
その記事がこれです。
「100歳以上生きている人の共通点」に書かれていました。
(1)認知症がない。もしくは、あっても軽度
アルツハイマー型認知症を発病すると、
かなりの速度で進行し、ある程度進行すると、
脳の運動野を障害するので歩けなくなる。
結果として合併症で死んでしまう。
僕が運動をするきっかけになったのはアルツハイマーの祖母がいたからなのですが、祖母が正にこれでした。
入院してしまうと趣味など楽しんでやっていたことが全くできなくなります。特に何もすることなく狭いエリアにただいるだけ。寝室には窓が無かったような気がするので、晴れているのか雪が積もっているのか、外の景色が見れません。もう今が何曜日なのかさえわからなくなると思います。全くの別世界です。正常な人でも認知症になってしまいそうだと思うと祖母に会いに病院に行くのはとても複雑な気持ちでした。
本人だけではなく周りの人にも負担がかかります。
先生の話を聞きに行ったり、着替などの荷物の用意やそれらを持って行くのに往復する時間、入院費や着替えを買うなどのお金の面、とにかく負担がとても多いのです。
僕の周りにいる人たちにはそうなって欲しくないと思うので、まずは自分がやろうと思ってウォーキングを始めました。
先ほどのブログに認知症にならないことが、長生きの秘訣だと書かれていました。
認知症の予防。
学術的に有効とされる唯一の方法が有酸素運動です。週2時間の運動で、アルツハイマー型認知症になる確率を
3分の1まで減らせます。
他には(3)運動能力が高いということも長生きする人の共通点として書かれていました。いつ頃かは覚えていませんが、高齢の方がフルマラソン完走したという話題があったと思います。こういう人は死ぬまで生き生きして人生を楽しく過ごせるだろうと思います。
アスリートになりたいとは思いませんが、残りの人生を楽しむためには体が動く状態を維持しないとダメですから、動けるうちに習慣化させておかなければなりません。今の僕はその最中です。
認知的脳活動をしていることも共通点として書かれていました。聞きなれない言葉ですが創作活動だということだそうですが、創作活動にも色々あり、特に文章を考えて書くことが良いのだそうです。パソコンではなくノートに手書きすると指も使いますし、漢字を思い出そうと頭も使うので更に良さそうです。このブログを毎日更新をしていますが、認知的脳活動をしていることになるのだと思います。
短期だとしても入院して寝てるだけの生活になってしまうと、確実に衰えます。ウォーキングをしている友人が1週間入院しただけで、それまで歩けてたペース、距離が歩けなくなったと言っていました。体力はすぐに戻ったようですが、たった1週間でもこういう状態です。
頭も体も使わないと衰えて動かなくなります。そうならないためにも運動は絶対必要だと再認識しました。
「体が動く」ということは歳を取ってもこれまでと同じように生活ができるということ。アルツハイマーだけではないと思いますが、体の状態が悪くなれば周りの人たちに確実に負担がかかります。
上に書いた負担がかかるということは、自分以外の人の時間やお金を奪うことにつながります。ということは、その人の人生まで変えてしまう可能性も大いにあります。他人の人生を奪いたいですが?自分だけ良ければいいという人もいるでしょうが、そんな人から人は離れて行きます。
時間がない、苦手、面倒だと言われそうですが、運動しないと本当に僕が体験した大きな負担を背負うことになります。
とにかく自分が頭も体も健康でいることが、周りの人にとって一番良い状態だと改めて思ったので、やはり運動は続けていきます。
体のメンテナンスのつもりで運動してみませんか?そして、これからの人生を自分の仲間とたくさん楽しみましょう!
今読んでいるサピエンス全史を読み終えたら次はこれを読もうと思います。
コメント