認知症予防の第一歩かも
祖母が認知症になってから、なんとか治す方法や予防などの情報に触れ続けています。
両親にはなって欲しく無いと思い苦手な読書を始めたり、ネットでわかりやすい情報が無いか探していました。
今まで見た情報の中で一番有効なのが、週に2時間の朝散歩がリスクを最大50%も減らせるというものです。
今まで半分寝ながらでも何冊も読んで、その中で一番簡単に実践できそうな内容の本を父親に勧めたところ、
「そんなもの読んでどうなる!つまらん!」
と、読む前からキレ気味に突き返されました。
苦手な読書をして、親には体も頭も元気でいてほしい。
お見舞いでももうあんな病院に行きたくありませんし、入院中の姿も見たくありません。
負担になるのは本人以外で、認知症の本人は自覚がないのでたちが悪いです。
何年もかけてきたそんな思いを「つまらん!」の一言で突き返されたんです。
そりゃこっちも腹が立ち、感情を抑えるタイプ(自称)の僕が抑えてたものを投げ捨ててどなり返しました。
時間が経ち、僕なりに出した突き返された理由を考えてみました。
- 認知症扱いされた
- 苦手な読書をやれと言われた
- 子供の分際で
どうせこんなところです。
1は確かに僕が悪かったと思いますが、実際に疑わしいことがあったので心配してのことです。
あとは単純に感情ですね笑
読書が苦手な僕の親が、本を読むわけもありません。
ある人生の先輩が言った一言
「ウチもそうだ。どうにもできないし、そんなもんだ」
という言葉がなぜか府に落ちて、99%諦めることができてかなり楽になりました。
1%はやっぱり負担はかけたくないという思いです。
一時期朝散歩はしてたのですが、いつの間にかやらなくなりました。
朝散歩を続けてさえいてくれたら、僕はそれだけでよかったんですが。
で、長くなりましたが、ちょっとポジティブに思えたことがあり、ここからが今日言いたいことです笑
今まで拒否され続けてた僕が勧めてたことを、自分から行動しようとしてました。
全然大したことではないのですが、
「〇〇したいなら△△行ったら?」
と言ったら拒否。
僕が何か言うと拒否か否定です。
僕に意見されるのがイヤなんでしょうね。
ですが今回、僕が勧めた場所に行ってみるそうです。
経験したことない事は「知らないからやらない」というタイプですから、そんな人が行動を起こそうとしたのは大きな進歩だと思います。
表情や行動が変わると認知症が進行していると感じてゾッとすることもありましたが、今回はそれとは違いとてもポジティブな印象でした。
新しいことに挑戦するのも脳には良いらしいので、自分から行動してくれたのはとても嬉しいです!
そして知る楽しみや、”やってみたら簡単だった”感覚を次の行動につなげて欲しいです。
昨日ウォーキング中に、認知症と思われる方に付き添って散歩をしている人を見かけました。
そうやって一緒に散歩するのが一番良いと思うのですが、すぐ喧嘩になるので今の僕の役目ではありません。
今日は母親がどこかに連れ出して歩かせてるそうですが、その前に本人にやる気を出してもらいたいですね。
押しつけにならないようにするのが難しいです。
本当は朝散歩をして欲しいですが、何か新しいことをしようとしてるのは素直に認めないといけませんね。
ブレイン メンタル 強化大全が今までで一番わかりやすまとめられてたので、いつかこの本を読んで実践して欲しいのが本心です。
脳は年齢に関係なく鍛えられるという内容の論文があります。
それを信じていつも通り結果を望まずに、1%に期待を込めて静観しておきます。
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