最近SNSでチラッと見ることがありました。
20年ぐらい前に一度読んだことがあったのでなんとなく話は覚えてたのですが、貸してくれたので読み返してみました。
現状に満足するタイプと、小さな変化に気付いて次の行動を取るタイプの2通りのネズミたちが、チーズを探して迷路を彷徨うという内容です。
ネズミの話ではなく人だと思ってみると、僕は主人公のような現状に満足して変化を求めないタイプです。
このタイプが主人公だということは、きっとこういう人が多いからでしょうね。
長く読まれてる理由も共感した人が多いからかもしれません。
新しいチーズを見つける自分を想像すると、恐怖は消えた。
行動に移せない人はこれができないので、どうなりたいかをイメージすることが必要。
まさに僕ですが、小さな変化に気付いて、新しいものを探して行動できる人を目指しています。
これができる人とできない人の違いは大きいことを教えてくれました。
当たり前にあるものを手放すこと。
人間は今の状態を変えようとしないと言います。
当たり前が変化することの恐怖心から行動できない。
今あるもので困ってないのに、わざわざ未知の領域に踏み入れる恐怖があり行動に移せない。
これが行動できない原因ですね。
僕の場合はもう一つ、「めんどくさい」があります…
めんどくさいは言ってはいけない言葉だと知りながら、気付いたら頭に浮かんでいます。
口には出さないようにしてるつもりですが、いかがしょうか?笑
思考からも取り除きたいです。
行動に移すためにやること
先にも書きましたが、小さな変化に気付いて「このままではいけない」と思うことから、行動に移すタイプなら良いのですが、行動できないタイプは別の考え方が浮かびます。
人間はネガティブに考える生き物ですから、「今困ってない状況から離れて何も無かったら…」というリスクが真っ先に思い浮かびます。
この恐怖心を上回るほどの、新しいものを手に入れたときの喜びをイメージする。
→あのままだったら、こんな美味しいものを知らないままだった。
→不安はあったけど、あの時思い切って行動して良かった!
最終的にはこんな姿がイメージできた時に、行動しないことがリスクだと心の底から思えるはずです。
行動すれば最高を上回るものに出会える
今はコロナの影響で…をできない言い訳にしやすいです。
- このまま行動せず元の生活に戻ると信じて待つ。
- 今のやり方を捨てて新しいことを始める。
この本を読んだ後ならどちらを選ぶでしょうか。
待っててもチーズは戻ることはありませんでしたよね。
メモを取らずに読んだので、自分がどこかで聞いた言葉も混じってるかもしれませんが、頭の中にある「行動しないことが一番望まない結果になる」ということを自分に突き付けた感じがしました。
行動すれば今までの最高を上回るものに出会えると、今なら素直にそう思えるようになりました。
行動したくてもできない人に、自分はどのタイプなのか置き換えて読んでみて欲しい本です。
コロナで生活が変わりつつある今、いいタイミングでこの本に再び出会えて良かったです。
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