龍の神様と出会うたったひとつの方法 羽賀ヒカル

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九つの流派の占いを極めた北極老人との出会い占いの道に入った著者。

その半生を振り返りながら、師匠である北極老人の言葉が載っています。

これ自分が直接言われたとしたら痛いところを突いてくるなと、正に胸に刺さりました。

龍神を味方にする

我欲を満たそうとする”いい話”ではなく、直感によって気づく”いい流れ”を感じて確信して、それに乗るということです。

目に見えないですが、偶然の出会いや崖っぷちからの大逆転など、運を運んでくる流れこそが龍神の正体らしいです。

龍神=流神

龍神を味方にするには、”大きな流れ“に身を委ねることだそうです。

自然界の流れは共通する一つの形を目指して流れているらしいです。

目指しているのは、最近よく聞いたり目についたりする「美」でした。

美の方程式

美しいと感じる形には黄金律が隠れているそうです。

黄金比は美の説明で書かれているのですが、

芸術に美があるように、科学にも宗教にも美があります。

日常の立ち居振る舞いや、人と人との掛け合いにも美があります。

そして、生き様にも、呼吸にすらも美がある。

こういった美しさの中に姿を現すそうです。

美しく生きていると運を運んでくれるということでしょうか。

この本で知ることのできる「六龍法」は、最も美しい生き方を教えてくれるということです。

運が良くなる生き方“よりも、”美しい生き方“をすることの方がはるかに大切なのだそうです。

昨日のあなたに言いたい事は?

たった1日でも真剣に生きていたら、小さな無念や後悔が、毎日の中にいくつもあるはずなのです。

できるのに、やらなかったこと。
一歩踏み込めばいいのに、尻込みしたこと。
挑戦すればいいのに、諦めてしまったこと。
気が利かなかったせいで、チャンスを逃したこと。

こう言われると色々思い浮かびます。

昨日より何か成長したことはあるのか?と言われると全く自信がないです。

そんな昨日の自分に言いたいことは…

と言われて答えれないということは、昨日の自分のままで生きている証拠だそうです。

自己成長をしたいと思いながら、いまいち実感できてないのを感じてた理由がハッキリしました。

北極老人の言葉です。

10年1日のごとく行きてはならない。
高速よりも疾く輪廻を駆け抜けて、1日一生のごとく生きなさい。
1年間で、365回生まれ変わりなさい。

下座の行

何をやってもうまくいかず、タイミングが悪く流れが止まる時は、下座行に励むと良いらしいです。

下座の行とは

人を下から支える立場で、人の嫌がるような仕事に励むこと。その代表例が掃除です。

先日聞いたpodastでも掃除のことを言ってました。

「疲れてる」は「憑かれてる」 全捨離という考え方
新たに聞き出したpodcastの番組と友人のブログで読んだ掃除の記事など、空間をきれいにするということがタイミングよく耳から目から入ってきました。

掃除が開運につながるということは今までに何度も聞いたことがありますし、この本にもお墨付きの開運法と書かれているので、間違いない方法なのだと思います。

けどちゃんとやってる自信はありません。

下座行をする上で気をつけなければならないのが、行為の果実を求めるなということだそうです。

見返りを求めないということです。

これもよく言われますが、ついつい「あれだけやったのに」とか思ってしまうことがあります。

謙虚にいることを心がければ、運もタイミングも、必要な情報も、良い流れも勝手に引き寄せるのだそうです。

占いというとスピリチュアルというイメージでしたが、正しい生き方を学んだような気分です。

日々精一杯美しさを意識して生きていれば運が味方してくれるということでしょうか。

自分の性格の美しさとは?
自分にとって最も美しい生き方とは?

龍に例えて六つに分類されています。

六つの龍のどれが自分に当てはまるのか、友人はどれが当てはまるのかを知り、美しく生きるヒントにしていきたいと思います。

誰かのために掃除をして謙虚に、美しく、見返りを求めない生き方を目指します。

僕に関わる人も、お互いにそんな生き方ができますように。

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